頭髪の抜け毛と原因
頭髪が生えて、髪としての寿命を終える一連は毛周期(ヘアサイクル)と呼ばれています。発毛した毛が成長して、抜け落ち、再生するまでのサイクルを、3〜6年繰り返しています。これが毛周期です。こうしたヘアサイクルプロセスがうまく作用しなくなったり、また、脱毛したのに再発毛しないということが起きてくると、いわゆる「抜け毛」と呼ばれるようになります。
ただし、ここでいう「抜け毛」とは一時的な抜け毛現象をいうのではなく、頭髪がだんだんと薄くなっていく現象を指します。一時的な頭髪の抜けとしては、たとえば女性の産後に起きやすい抜け毛があります。これは、産後の女性が、ホルモンバランスを崩して、一時的に抜け毛になる現象で、しばらくすれば正常に戻ります。またある程度の頭髪が抜けることは決して異常でもなんでもありません。問題視されやすいのは、一日の抜け毛が100本以上となる場合は、毛の防止対策が必要になってきます。放っておけば、抜けが促進されていくからです。
抜け毛・脱毛の原因は人によってさまざまです。理由や原因はいろいろとあげられていますが、遺伝的な原因もあります。遺伝性に抜け毛は、両方の親が髪が薄い場合、あるいは母親か母親の家系の髪が薄い場合、その直系の男子は、ほぼ確実に抜け毛になると言われています。しかし、抜け毛の原因がたとえ遺伝にあったとしても、抜け毛防止策をしっかりと講じておけば、抜け毛を遅らせることができます。また、現状を維持することも充分可能です。
抜け毛の対策は原因究明から
男性は年齢を重ねると、次第に抜け毛は増加していきます。これは仕方がありません。けれども、防止策をしている人としていない人では、差が確実に出てきます。今の髪の毛の本数をキープすること、あるいはこれ以上頭髪減らさないために抜け毛防止対策をすることは、非常に有意義なことです。早い時期から防止・対策すれば、その分だけ育毛にもつながります。
抜け毛や脱毛は、血流不足によっておきる毛根が栄養不足状態になるから、あるいは、フケによる頭皮が炎症を起こす、また皮脂が過剰分泌して頭皮に負担がかかるなどによって起きるといわれています。もっとも、抜け毛や脱毛の原因は、複合的な場合が多いのが実際のところです。
ただ、抜け毛の原因を究明することは、抜け毛の防止対策のためには大切なことになります。効果的な抜け毛防止対策のためには、原因を特定するのがベストです。ただし原因の究明が難しい場合は、専門のカウンセリングを受けたり、あるいは美容クリニックに行くと、何らかの原因や理由が分かることが多いです。気になる方は、一度、検診に訪ねてはいかがでしょうか。
抜け毛の防止対策〜食品の摂取に注意
抜け毛の対策をするには、普段から食生活を乱さないことが大事です。なぜならば、毛根に送られる栄養分を元に、頭髪は作られるからです。食物から摂取した栄養が、髪の毛を形成しますので、頭髪の栄養にならない、あるいは頭髪の成長を阻害する食品や栄養物は、新しい頭髪が生えにくくなります。ヘアサイクルも破壊され、頭髪が再生しなくもなります。
最近では、インスタント食品やファーストフードや食べる人も多くなっています。時代的にインスタントやファストフードを食べやすい環境であることは仕方がありませんが、抜け毛の防止対策に限っていえば、これらの食事はよくありません。抜け毛防止には、まず食事の改善が必要になってきます。端的にいえば、栄養状態をよくするということです。
インスタント食品やファーストフードは大変手軽で便利です。短時間のうちに口にして食べることもできます。けれども野菜類に含まれるビタミンやミネラルが極端に少なく、ビタミンやミネラルを含有するとあっても、本来のそれとは違う変容されたものだったりもします。また、動物性脂肪が多いため、身体にもよくありませんが、髪の健康にもよくありません。
髪の抜け毛を防止する対策〜栄養摂取を正しくする
体全体の健康も考えて、栄養に気を付けて、またカロリー摂取にも気を付ける食事をするのが望ましいです。インスタント食品やファーストフードはできるだけ避けて海草類からミネラルを摂取すること、またバランスのよい食生活、野菜や果物を摂って体の酸化を防ぐこと。こういった食生活を正すことが、抜け毛の予防・防止の対策にとって第一歩となります。
ちなみにタンパク質は質の良いものを取りましょう。劣化したタンパク質や加工されたものはよくありません。また脂質や糖類も適切な量を、バランスよく摂りましょう。また塩分を多く含む揚げ物にも注意し、ビタミン類を摂取することが大切です。食生活がバランスよくなることで、毛根の健康が促されて、抜け毛の防止対策が可能となっていきます。
こういった食生活を正しくすることが抜け毛を防ぐ基本となります。その他、気をつけていただきたいのは、飲酒です。適度なお酒ならば、むしろ頭部の血行が促進されて、抜け毛防止にも効果があります。けれども飲み過ぎ深酒は、髪にストレスを与えて成長を妨げ、抜け毛の深い原因になります。
抜け毛を予防するシャンプーの使い方
シャンプーで洗髪すると、どうしても髪の毛が抜け落ちます。これは仕方がありませんが、抜け毛が気になるからと言って、逆にシャンプーの回数を減らして、抜け毛を減らそうとしても、じつはあまり意味はありません。それよりも、抜け毛の防止と対策には、洗髪と頭皮の正しい手入れの仕方によって、ヘアケアを行うことが大切です。
もっとも、先発で、抜け毛の防止を試みるならば、まず熱いお湯を使わずに、40度くらいのお湯にして洗髪をします。抜け毛対策の洗髪の方法は、最初に髪をよく濡らします。髪の毛は、お湯で洗うだけにします。お湯で洗うというと、不潔な感じがするかもしれませんが、実際は、お湯だけで、汚れのはほとんどを落とすことができます。
そしてシャンプーを使うときは、頭皮に直接つけないように注意します。シャンプーをお湯で薄めてから、頭髪に塗り込む感じで洗髪をします。このとき、爪は立ててはいけません。頭皮を傷つけるからですね。爪は立てないで、頭皮を指の腹でマッサージするような感じで頭髪を洗っていきます。このとき、指に力を入れてゴシゴシとこする必要はありません。力を入れすぎるのは頭皮によくありませんし、力を入れないで洗髪しても汚れは落ちます。
洗髪が終わったら、すすぎ洗いをし、再度薄めたシャンプーをします。このとき、シャンプー剤が頭皮に残らないように十分に、すすぎをしましょう。シャンプーをきれいに落とすのが、抜け毛の防止のポイントになります。
ちなみにリンス剤を使う場合は、頭皮に塗り込んで使わないでください。また、髪を乾かすためにドライヤーを使う時は、完全に乾かさず8割くらいを目安にするのが抜け毛防止になります。ちなみにシャンプーした後に、髪の毛を塗れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなりますので、自然乾燥させるのはやめましょう。ドライヤーで乾かせるのが一番です。
抜け毛・脱毛には、女性の産後に起きる一時的な抜け毛もあれば、季節の変わり目で脱毛が増えるといった一過性の抜け毛もあります。けれども恒久的な抜け毛や脱毛のサイクルとなっている場合はしっかりとした対策や防止予防が必要になってきます。放っておけばますます加速して抜け毛・脱毛は著しくなるでしょう。抜け毛や脱毛の原因や症状は人それぞれで異なります。抜け毛予防で一番大切なことは、その抜け毛の症状や状態と原因を把握することです。抜け毛・脱毛の予防や防止、対策にはいろいろな方法がありますが、まず自分でできることとしては食生活を正すことと、洗髪の仕方・シャンプーの使い方になります。この二点をしっかりするだけでも抜け毛を防止して頭髪のヘアサイクルを維持することはできます。